◆膳所神社、大津宮遷都の際の御厨所

スサノヲ(スサノオ)

2007年01月02日 00:00




◆膳所神社(ぜぜじんじゃ)、大津宮遷都の際の御厨所地図はこちら

膳所神社(ぜぜじんじゃ)は天智天皇六年(667年)創祀と伝えられ、祭神は豊受比売命(とようけひめのみこと)である。



膳所(ぜぜ)という名は少し変わった地名である。

膳の文字が表すように、食と深く関わる。

社伝によると天智天皇が大津宮に遷都する際、この地を「御厨所」に定めたという。

「御厨所」とは天皇の料理をする場所という意味であり、料理に使う魚を調達したこの地が「陪膳浜(おものはま)」と呼ばれるようになり、やがて膳所となったそうだ。



神社名、地名一つ一つにも歴史があることに気づかされる。

安易な地名変更は考えるべきだ。




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